こんにちは薬剤師歴20年以上のたまさんです。
コエンザイムQ10の働き
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアで酸化型と還元型を行き来しながら電子を運び、エネルギー(ATP)の産生を助けています。
特に心臓や骨格筋、脳などエネルギーを多く必要とする器官で、より重要な働きを示します。
どの器官でも、働くためにはエネルギーを必要とするため、コエンザイムQ10は生命活動においてなくてはならない成分なのです。
コエンザイムQ10は肝臓の他、各臓器の細胞から合成されています。
ところが、加齢とともに合成量が減ってきてしまうことがわかっています。
ですから、肉や魚など食事からせっせと補う事が望ましいと考えられます。
となると…やはり、サプリの利用が手っ取り早い、と考えますよね。
ちなみにコエンザイムQ10のサプリの期待される健康効果について挙げますと…(カネカユアヘルスケア株調べ)
・風邪やインフルエンザでコエンザイムQ10が低下するかもしれないので補給に。
・統合失調症ではコエンザイムQ10が低下するかもしれないので補給に。
・運動時のエネルギー産生に
・スタチン系薬剤でコエンザイムQ10が低下すると考えられるので補給に。
・その他、加齢や病気時の補給に。
薬剤師のサプリへのスタンス
ここで、薬剤師として、積極的に「コエンザイムQ10のサプリを摂取してください」と言うかと言うと、言いません。
なぜなら、医薬品ではなくサプリなので、身体に有効であるとは言えないから、です。
薬剤師からすると、サプリに対する基本的スタンスとしては、
「健康で食事もしっかり撮れている方にはサプリは必要ありません。身体に不調があって、食事が十分取れないのであれば、サプリで補うのは有用である」
となります。
そしてサプリを摂取する際も必ず安全性を最優先に考えます。
・医薬品との相互作用
・肝臓、腎臓への負担
・胃腸障害
・妊娠、授乳
・長期飲用
リスクがないかは最も大切な点です。
あとは、金額的な事情…です。
これらを総合的にみて、少しでも合理性に欠けたら、積極的摂取は勧めないという判断になります。コエンザイムQ10もサプリである限り例外ではありません。


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