100mg以上という高用量が本当に必要なのか?
(酸化型と還元型の換算は省きます)
そもそも医薬品で酸化型コエンザイム(ユビキノン)30mg/日で効果が実証されています。
なぜ、100mg〜400mg/日のような高用量が推奨されているが必要なのか?と自然な疑問が生まれます。
調べた所、ざっくり解釈すると、
30mg/日→医薬品として効果を実証された用量
100mg/日→血中濃度が十分上がる用量(実証)
200mg/日→吸収が飽和し始める用量(実証)
300mg/日→心不全などで血中濃度を高くすることを狙った研究(Q-SYMBIO試験)に使われた用量(心不全患者に良好な結果あり)
400mg/日→さらに血中濃度上昇を期待された用量
つまり、
いかに血中濃度をあげられるかに注目した結果、30→100→200〜400mgとなったという印象です。
そこで薬剤師としては
「300mgの高用量が心不全患者によい結果が出たからといって、それが必要な用量であるとは言えず、30mgが足りないという結論にはならない。むしろ30mgで実証があるので、十分なのではないか」
また、
「健康な人の必要用量は別問題」
そして
「100mgで血中濃度があがったとしても、血中濃度を高くすること=健康効果があがることを実証できた訳ではない」
と考えます。
現時点では、用量比較的に健康効果を検証した研究は乏しく、
「血中コエンザイムQ10をどこまであげればよいか」自体が確立していません。
結局、
「果たして、血中濃度を上げるために、高用量のコエンザイムQ10を取り入れる必要があるのだろうか?という疑問は解消されない」という結論です。

結果、薬剤師としての私の考えをまとめると、
「コエンザイムQ10は吸収の高い還元型ではなくても良いかもしれないし、健康であれば高用量をとる必要性もないかもしれない。医薬品があるのだから、物によっては心臓に対して何かしらの良い働きがあるかもしれないと少しだけ期待」
摂取するかを考えると
「コエンザイムQ10が生命活動において必要である事はわかっているので、不調時期や不足時期は不必要に高用量ではない用量を選択して摂取してもいいかもしれない」
という結論です。
結論は、まあ想定どおり、でした。
なぜなら、サプリなので健康効果があると確信できるわけがないから…ね。

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