腸ってすごい3

健康

〜シリーズ3 スーパー成分短鎖脂肪酸〜

こんにちは。

薬剤師歴20年以上、子育て真っ只中、更年期奮闘中のたまさんです。

今日は、近年、研究が盛んに行われている大注目の「短鎖脂肪酸」についてお話します。

「短鎖脂肪酸」ご存知ですか?

「短鎖脂肪酸」とは、ビフィズス菌などの腸内細菌が、繊維質などの難消化性物質とオリゴ糖を餌にして作り出す代謝産物で、プロピオン酸や酪酸などを言います。

そして、「短鎖脂肪酸」の生体内恒常性に対する良い効果が次々と分かってきているようです。

「短鎖脂肪酸」の役割は以下のように言われています。

➀エネルギー代謝: 肥満抑制、食欲コントロール

②耐糖能改善:糖尿病改善効果

③免疫機能改善:感染症予防、アレルギー改善

④炎症抑制

⑤心不全改善効果

⑥便通改善

⑦腎不全改善効果

⑧認知機能低下予防効果

近年、各機関が「短鎖脂肪酸」について熱心に研究され多くの論文が出ています。

予防だけでなく治療という観点で大変重要な視点になると期待されています。

腸内細菌の働きは、今まで私たちが捉えていた便通のみならず、こんなにも大きな可能性を秘めているのです。

腸内細菌を整える事…、まじめに考えてみる価値がありそうですね!

ヨーグルトは、フルーツの入ったヨーグルトを選んでみようかな(^^)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました